僕なりの感想 | どうでもいい話

僕なりの感想

予告どおり「ハウルの動く城」の話を。昨日も言ったとおり、見終わって感じたのは「面白かった」です。なんせ終始おやつも食べずに見入っていましたから。スタッフロールのところでようやく現実的な頭になってきました。

僕は女の子と二人で見ていたのですが、劇場からでてしばらくはどちらも話しませんでした。頭の中でもう一度ゆっくり、夢のような世界を反芻する必要があったからです。そうして充実感を高めていたのです。ま、そう思っていたのは僕だけで、女の子は口内炎を気にしてしゃべらなかっただけかもしれませんが。

ついでに「みんなはどう感じたのかな?」と思い、映画館を出た幾人かの人の話を(盗み)聞きました。意外に批判的な意見が多く、「今までのジブリ作品で最低だね」とまで言っている人もいました。確かに話の筋としては、既存のジブリ作品に比べ強引なところがいくつかあったような気がします。「結局カルシファーとハウルの契約の秘密って? ソフィーの呪いはどうなったの?」とか。

僕は多寡にかかわらず映画は強引なところがあると思いますから、その辺はどうでもいいです。現実を忘れて魔法の世界に行けただけで良いじゃないですか。二時間程度の小旅行でしたが、一週間は引きずりそうです。

今は学校に出て実験を繰り返す日々…城が現れるのをひそかに期待してしまう、駄目な学生です。