最近の読書事情 | どうでもいい話

最近の読書事情

ちかごろ忙しくて、なかなか腰を下ろして本が読めません。一番最近読んだのは「経済のしくみ100話」という新書です。僕は基本的に逃げ道がなければ何もできない人なのです。

どういうことかと申しますと、大学入試のときも「リフレッシュ」と言いながら弾けもしないピアノの前で譜面を見ていました。今も工学部に在籍しているのですが、工学以外のことに興味が湧き勉強します。そう、たとえば経済とか。

こんな風に僕は、ひとつのことに打ち込むことが非常に苦手です。必ず何か並立させて行わなければ駄目なのです。

かといってこの性癖を治そうとは、これっぽっちも思いません。ひとつのことに打ち込めないのは個性と考えれば素敵じゃあないですか。…そうでもないか。

ところで、これから読もうと思っているのは図書館から借りてきたNewton誌の「ポンペイ」です。なぜそんなものを読むのか、と聞かれることの多かった本です。ある女の子には「この前TVでも見てたよね? またポンペイ?」と言われました。

その通り、僕は久保純子が初の民放デビューとなったポンペイの特集番組、三週にわたったNHKスペシャル「ローマ帝国」、と短い期間にポンペイについての番組を渡り見ていました。

女の子さんや、TVで見たから興味が湧いて本で読もうと思ったんですよ。そういうことだ。

ちなみにこの女の子は「ハウルの動く城」を一緒に見に行った子です。彼女はカルシファーの物まねが上手いと豪語しますが、僕のほうが断然上手いです。聞かせて上げられないのが残念。

彼女はドラえもんの物まねと、ハム太郎の物まねもしますが…風邪をひいたおばあちゃんの声にしか聞こえません。しかしおじゃる丸の物まねは抜群です。僕の「桜坂」に匹敵する上手さです。

あっと、どうでもいい話が続きました。結局言いたいのは「僕の周りの人たちはみんな本を読まなすぎ」ということです。僕が本を読んでいるだけで「本読んでるの? すげーな」みたいなことを言います。

普通ですよね。言葉や漢字にも強くなるし、知識も増える、そのうえ誰にも迷惑をかけない。

「それだけ?」と言われてしまうと、降参せざるをえないのだけれど。


最後に僕のおすすめの本をひとつ紹介します。芦原すなお「青春デンデケデケデケ」です。興味のある方はどうぞ読んで下さい。

画像は全然関係のないポアロシリーズです。