A型うお座の独り言~日曜用 | どうでもいい話

A型うお座の独り言~日曜用

日曜分。

僕は今あまり漫画を読みません。中学生頃にジャンプを買うのもやめていました。「ドラゴンボールが終わって、スラムダンクも終わってあんま読むもんもないじゃろ?」とおかんの決断が下ったのです。その後といえば、ジョジョの奇妙な冒険ヤイバ三国志を集めました。そんなものです。

ですが、最近集めはじめたものがあります。それは「ぴゅーっと吹くジャガー」です。

読んだことがある人なら分かると思いますが、面白いですよね。僕は“あの手”のギャグが大好きです。吉田戦車のような“この手”のギャグも好きですが。

僕が一番面白いと思ったところは…とやるのは非常にローカルで内輪なのでやめておきます。読んだことのない人が困りますからね。僕の好きなギャグ漫画はこれとこれだよ、と紹介するだけにとどめておきます。

ところで話は変わりますが、最近「血液型」と「星座」の番組多いですよね。やはりみなさん関心があるのでしょう。ちなみに僕はA型うお座です。僕との相性を知りたい方はどうぞ乱用してください。でも結果は教えてくださいね。

なぜこんな話をしたかと言うと、そういった番組で「うお座は妄想癖がある」と言っていたからです。「はあ、なるほどねぇ。たしかに僕の知り合いのうお座は妄想癖があるねぇ…あ、僕もうお座だ…なるほどねぇ」と納得しました。

良い言い方をすれば「想像力豊か」ですよね! …ですよね? 基本的に妄想癖のある人は漫画よりも小説がむいていると思います。自分で自由にシーンを決められるからです。

例えば「神々しい雨が降りしきる中、彼女は立っていた」というような、非常にあいまいな文章があったとします。あくまで例ですよ、普通はもっと状況を設定している文があると思います。

これを読む際にどのような心の動きがあるかと言えば、まず「どんな服装なんだろう…髪型はどんなだろう…年は…どこに立っているのかな…」と考えるわけです。

漫画であれば一目瞭然のことも、文にするとあいまいさが残ります。そして我ら妄想狂はそのあいまいさを都合よく突くのです。僕ならこうです。

「神々しい(夏のにわか)雨が(廃墟となったビルに)降りしきる中、彼女は(肩まである髪とセーラー服をびしょびしょにぬらしながら)立っていた(。靴はどこかに脱ぎ捨てたらしく白い靴下が泥に汚され、ある種の儀式のように神秘めいている)

ね。なにが“ね”なのか分かりませんけど。ね。

どうでしょう? 僕の思い描くシーンが少しは分かりやすくなったでしょう? そして僕のことを少し軽蔑したでしょう? 

そんなものです。もしこれが漫画だったとすると、こんな自由な妄想は不可能です。はじめから全て与えられているのです。もしかしたら「彼女」はカシミアのコートを羽織った熟女で、雨でマスカラが黒い涙となっていた状況だったかも知れないじゃないですか。

僕は小説が好きです。たまにコメントをしてくれる僕の悪友、aroesmith君もA型うお座で小説が好きです。そこになにかしらの因果関係を見つけるのは難しいかもしれませんが、因果関係がないと言い切ることも難しいじゃないですか。ね。

ああだこうだ言いましたが、じつは僕、星座占いは信用していません。血液型はあるかもしれないけれど、生まれた時期でなにか変わるとは思えないです。どうでしょう?

あれ? 漫画の話だったはずなのにな…。まあええですわ。

ちなみに画像は瀬戸大橋から撮った瀬戸内海です。ね。