マジックミラーの世界 | どうでもいい話

マジックミラーの世界

風ってなんだろう

 

気持ちのいいものかい?

 

夢を運ぶものかい?

 

それとも単なる空気の振動かい?

 

なら声と同じだ

 

違って見えるのは

 

ただ

 

同時に見にくいだけ

 

見かたを

 

知らないだけ

 

 

 

ども。

もしかすると、みなさんには

 

「こいつ何いってんだ?」

 

的に思われているのかもしれない、と最近感じているy-yです。

 

 

まあたまに自分でもわかっていませんが、そこは宇宙開闢以来の謎です。

僕に聞かれても答えられません。

 

まあこのように言い訳の能力だけは偏差値51ぐらいあります。

 

 

今日は何が言いたいかというと、冒頭でも述べたルビンの壺的な事象についてです。

ん? ええ、述べています。それ以外のことをしゃべっておりません。まあ、多分。

 

 

この世はアンチノミーにあふれています。

 

(アンチノミーとは二律背反のことだそうです。暇に任せて辞書をくってみたので使わせてください)

 

ルビンの壺のように。

同時には見られないものがある。

同時にはできないことがある。

 

かといって、どちらかを選ぶこともできない状況は多々あるわけです。

 

 

「壺も見たいんだけれど、顔のほうも見なくてはいけないんだ。だって壺ばかり見ていても顔が可愛そうだろう?」

 

まあそういうこと。

 

 

今ここに4人の人間ABCDがいたとします。彼らは今度のウィークエンドに小旅行に行くつもりです。

 

A「やっぱり山っしょ」

B「いやいや海だよ。山なんて虫がいっぱいいるからやだよ」

C「え~海だっているよ。フナムシとか、ハエとか、フナムシとか。俺は山がいい」

D「フナムシいすぎだろ。俺は海のほうがいい」

B「だよな! やっぱお前は話わかるわ。牛乳を噛まずに飲めるだけはある!」

A「馬鹿いってんじゃないよ。海になにがあるってんだよ。海しかねえじゃん。それに比べて山には山があるんだぞ」

D「どっちもそれしかねえじゃん。でもやっぱ海だよ。水着のギャルもいるし、やきそばだって大盛りだ」

C「山だってアシタカとかサンとかいるぜ? 運がよければシシガミにもあえるんだぞ」

B「どこの夢物語にひたってんだよ。いいか? よく考えろよ? ウィークエンドといえば岬めぐり。岬めぐりといえば海だろ」

A「山本コータローかよ……」

 

 

まあこんな感じで意見が割れるときというのがありますよね。さてこういう場合普通はどうします? 

 

じゃんけん?

ディベート?

バトルロワイアル?

怪獣大決戦?

 

いろいろ決め方はありますよね。

 

僕ならどうするか…そうですね。

 

 

川に行きます。

 

 

だいたい両方の意見を参考にしてますでしょ? してますでしょ? って変な日本語ですがご勘弁を。

 

 

それか両方行くっていうのもアリですよね。

 

 

以前にコンプレさんがおっしゃっていました「囲碁は経済だ」ライクな解決ではないでしょうか?

どちらかに軍配を上げてしまうというのは「将棋」スタイルですよね。

 

 

そういうわけで、困ったときは中立なのが僕のスタンス。

 

どちらかに肩をいれこみすぎると台無しになるんじゃないかなと思うわけです。

 

イクイリブリウムバランスを保つことが重要。

 

 

 

 

ところで良いカウンセラーとはどういう人か知っていますか?

 

それは相談された内容を忘れていくことができる人です。自分の中に何も溜め込まない。

医者の不養生とは無縁の人。

 

そんなのひどい! と思いますか?

 

僕はそれもバランス感覚だと思います。

 

 

捕らえ方の問題ですよ。きっと。

相談者側だけに立つと「ひどい」と思われるかもしれませんが、双方の立場を考慮するとそうでもない。

 

 

 

判断は個々人のものですので、絶対的になにが良いっていうのは言えませんが。