ニヒルにアナーキーに
空の飛び方。
そんなアルバムがあったっけ。
空の飛び方。
どうするんだろう?
空の飛び方……
こんにちは。考え事をしている間に眠ってしまうことが多いy-yです。
このあいだ就寝前に同居人と語りました。何についてかと言いますと、「空飛ぶ車」の可能性についてです。
同居人は好奇心が旺盛と言われているB型で、僕によく疑問提起をしてきます。
「なんで雨雲は黒いん?」
「ほんまの優しさってなに?」
などなど、そして今回は
「空飛ぶ車ってできんのスかねぇ?」
ときました。
それからしばらくの間、飛ぶ車について意見を交換し合いました。
最初に我々が考えなくてはいけないのは、そう、空を飛ぶためのメカニズムです。
なので、僕は現行のアイディアを3つほど提案しました。
1.揚力(翼)
2.揚力(プロペラ)
3.作用反作用(ジェット)
「まあこんなものかな、あとはどういう風に応用するかだな」と僕は考えていたわけです。しかし、同居人が提案してきたのは全く別の原理でした。
「y-yさん、風船みたいにして飛べんのかねぇ?」
……ふ、風船! その方策は見落としていた…。
「そりゃあ無理じゃろ~密度が違いすぎるわ」
と、表面上はあくまでクールを保っていましたが、内心なぜか焦っていたら、彼はまた別の案を出してきました。
「なんか引力で飛べんかえ? 太陽みたいなん近くまで持ってきて」
……い、引力! その方案も考えつかなかった…。
「それも無理じゃろ~。その車だけでなしに全部飛んでまうわよ」
と、またもや冷静に答えたのですが、彼はまだ飽き足らず。
「ほなリニアみたいに磁石で飛べんのかえ?」
……じ、磁石! むう…。
「軌道上しか飛べんし、高さが出んじゃろ」
と、なんとか反駁いたしたのですが、やつはまだ切り札をもっていたのです。
「反物質で飛べんのかえ?」
……は、は、反物質!? 飛ぶの?
「え~。普通の物質とあっちゅう間にくっついて大爆発と思うでよ…たぶん。うん、たぶん…」
反物質で飛ぶ……どこでそんな知識を得たのだろう……。まいった。
彼の考えを整理するとこうなります。
1.浮力
2.万有引力
3.電磁力
4.反物質?
想像の幅が広いなぁ…と感心しました。
僕は現実的だなぁ…と反省しました。
ちなみに、彼は僕のアイディアを気に入らないご様子。
「羽やつけたら幅取るけんイヤ」
「プロペラは小さいんやったらええよ。大きいのはあかん」
「ジェットならまだええね」
だってさ。
ちなみに、昨日の10円玉の話ですけれど、あれは10円玉が1回転、10円玉が接している円周が1回転しているので、計2回転になります。
円周を線分にしてみると、実際は1回転しかしていないことがわかります。