どうでもいい話 -14ページ目

あいかわらず散漫な内容です

僕がブログを始めた理由は「文章修行」です。昔から国語が不得意で、文章による表現は、僕にとって不如意以外のなにものでもありませんでした。

そこでセンテンスを書く練習をブログに求めました。

しかし。

「ブログを書くことで文章はうまくなるのでしょうか?」

疑問です。頭の中にあることを表現する練習、としては成り立つかもしれませんが、文章の練習…つまり表現技巧ということですが、どうでしょう?

なぜそう思うかというと、「ブログは口語」だからです。メールとおなじ。

自分が今まで書いた文を見返しても、とても文語的とは思えません。プレゼンテーション風です。そう思われた方はちいさく頷いてください。

うん。無言の頷きが多数感じられました。よし、この話はもういいや。

ちょっと話は変わりますが、この間

「これから情報の中心はニュースやTVからブログになるだろう」

という記事がありました。どういうことでしょうか? 当初僕にはイマイチ意味が飲み込めませんでした。ニュースとブログは代替可能なもの、という意味で捕らえてしまったからです。「情報」という言葉の定義を間違えたのです。おそらくこの場合の「情報」は、僕が考えていたよりも狭義なのでしょう。おそらく「豆知識」のようなものではないかと思います。あくまで主観です。

さすがにブログがニュースにとってかわることが出来るとは思えません。どう考えても汎用性にかけますよね。

この「汎用性」というのは「客観性」に言い換えてもいいと思います。そもそも客観性に乏しい情報はあてになりません。ブログというものは個人の意見を発信する場であり、三人称での意見が少ない構造です。多分。

主観的な情報ほど恐ろしいものはありません(この発言も主観的ですが)。そういった情報が氾濫すると、真実は簡単に埋もれてしまうでしょう。ディランに言わせると、答えは吹き行く風のなかにある、ということです。「人間にわかることなどなにもない」ということかもしれませんね。

なぜこんな話をしているかというと、みき君から貴重な意見を拝聴したからです。それは「青色発光ダイオードの中村修二さんは、たいして実験もしていなく、貢献もしていない」というものです。

そこで自分の情報と拮抗させながらいろいろ考えていたのですが、結局真実はわからないということが分かったのです。

僕は中村さんの本を読んで、彼は頑張ったんだなぁという印象を受けていましたが、それはフェイクかもしれない。みき君の情報源はなにか知りませんけれど、それが正しいという保障はない。ということです。

そういうわけで、情報を得る際は気をつけなくてはいけない、ということが言いたかったのです。ユビキタス時代の到来にそなえて注意深くならなければいけません。便利の追求が用心を招くなんて、アイロニーです。

なんの話やら

今日は音色について話します。

ピアノとギターの音色って違いますよね。しかしどちらも、タイトにはったスティール弦をはじく、という同様の発音構造を持っています。では何が違うのか? それは倍音構造と大きさとサステーンです。

倍音というのは、基準音の周波数の2倍、3倍といった周波数をもつ音です。楽器は各々異なった倍音構造をもっています。例えばAという楽器は「ド」の音を鳴らしたときに、1オクターブ上の「ド」が基準音量の50%の大きさで同時に出るけれど、Bという楽器では1オクターブ上が20%で2オクターブ上が30%で出る、といった具合でしょうか。

倍音構造に低音成分を多く含む楽器(A)と、高音成分の割合が多い楽器(B)では、同じ高さの音を比べても耳ざわりが違います。Aは柔らかく、Bは金属的に聴こえるはずです。

あとサステーンというのは英語で「保持する」という意味ですが、とりもなおさず音の立ち上がりから減衰までの長さを表しています。ドラム等の打楽器はサステーンが短く、オルガンは長い、と考えれば分かりやすいかと思います。

これらの要素がコンプレックスに絡みあい、楽器は独自の音色を出します。

人の声質もしかり、です。倍音構造は口腔の構造によります。

もしかすると高音域を歌うオペラ歌手に、太った人が多いのは構造的なものなのかもしれませんね。脂肪が増えると高音域で共鳴しやすくなるとか。いや実際のところなんて知りませんよ、あくまで私意です。

でも筋肉質な人に比べると密度が小さくなるので(脂肪は筋肉より軽いので)、身体全体としての共振周波数が高音側にシフトしているはずです。密度の平方根は周波数に反比例するはずなので。高校物理でやった記憶があります。逆に考えると、筋肉質の人は低音部を豊かに歌えるハスキー君ということなるので、経験的に間違ってはいない気がします。

骨、脂肪、筋肉の密度がわかれば確かなことが言えるのですが、データ不足。

そういえば雑誌かなにかの評論で、誰かが「ミスチルとブライアンウイルソンについては曲が素晴らしいことはわかるのだが、声が嫌いなので聴かない」と言っていました。

なるほど、わかります。声質の好みってありますよね。ミスチルについては聴く機会も多いでしょうが、ブライアンか……。ご存知の方もおられるでしょうが、ブライアンウイルソンはビーチボーイズのリーダーです。僕は彼がソロになってからの楽曲を聴いたことがないのでなんとも判断がむつかしい。彼が普通に歌っているのをあまり聴いたことがないんです。(ビーチボーイズ時代のメインボーカルはマイクラヴで、ブライアンはだいたいファルセットでコーラス)

多分この二人に共通しているのは「高音域で歌う」ということでしょう。

一人称の意見を言うとすれば、「僕はミスチルは聴かないけれど、ビーチボーイズは聴く」となります。僕も桜井さんの声あまり好きじゃないので。

あと自分がやる気なしだからなのかもしれませんが、ソウル的(どういう定義かわかりませんけれど)な声も苦手です。ミーシャさんとか。

この話に関連して、非常に完全に余計なお世話ですが、「水野マキさん、石原さとみさんは声で損をしているんじゃないかな」と思いました。

じゃあ逆に好きな声は? と聞かれるとそれもまた困ります。ですから無難に「ポールマッカートニーとか」と答えておきましょう。ちなみに今までで一番いい意味でぞくっとした声は「キテレツ大百科のオープニングで流れていた「スイミン不足」という曲中の、「今日もーいつーもの」というところでボーカルの声がぶれて裏返ったときの声」です。

雪も降ってきたのでそろそろ帰ろう

今朝、教授に頼まれごとをされました。

「あんたに投稿論文書いてもらいたいんだよ」

ぎゃふん。

「こちとら卒論で忙しい身だー!」と、三行半並みの思いをつきつけたい気持ちを抑えて「はい」と答えました。これが社会の中で生きていくってことだ、と自分に嘘をつきました。

自分に、嘘つき

標語のようにしてみましたが、かっこよくもなんともありませんね。

しかし投稿論文といっても、卒論の興味深いデータをかいつまんで再構成すればいいだけなので、実際そんなにたいしたことはないのです。英訳は教授がしてくれるらしいし。

いつも教授はスーツなんですけれど、今日は背広じゃなく毛糸のベストを着ていました。かなり老けて見えました。論文うんぬんよりもその事実のほうが気になりました。探偵になるためには、こんな具合に事実を客観的にみる冷静さと観察眼が必要です。事実と向き合いたくなくて逃げているのではありません。たぶん。

僕は昔探偵になりたかったんです。明智小五郎に憧憬を覚え、ホームズを手本とし、ルパンと戦いたかったんです。子供のころに読む推理小説はだいたいこの3つでしょう。読書遍歴が増え、さまざまな推理小説を読んだ今では、犀川助教授のようになりたいです。知的でクール。ホームズやポアロ、エラリー、マーロウといった海外の探偵はやはり理想とは齟齬があります。生活習慣の違いでしょうね。御手洗潔は遠くから見ているほうがいいです。なりたくはない。金田一耕介はいまいち性格が飲み込めないので保留。

探偵について無駄に語ってしまいました。文章が散文的になるのは、集中力が低下しているからでしょう。最近デスクワークばかりなので、3時を過ぎるとだめなんです。僕は学生の中では朝方で、だいたい毎日9時から仕事を始めます。なので夕方にはぐったりしています。

どうでもいいですけれど、正月特番期間が終わってから妙に悲しさを覚えます。僕は特番が好きです。長いから。バライエティーはその名の通りバライエティーなのであんまり好きじゃないです。1つのテーマが短いから。

多分僕は期待しているんです。大きな感動を期待しているんです。短編集はめったに読みません。長いほうが最後に大きな感動がありそうな気がしませんか?

ああ、雑記帳のような内容になってしまいました。すみません。

パソコンについて

僕のパソコンは今2代目です。室町幕府なら足利義詮、江戸幕府なら徳川秀忠です。気にしないでください、なにかにつけて日本史を忘れまいとする美しい努力です。

パソコンの話です。この2代目、最近非常に調子が悪かったのです。めちゃくちゃ不安定で、一日に2回はブルースクリーンで落ちました。しかし、気づかれたでしょう。全て過去形です。今は大丈夫です。だから安心して聞いてください。僕のパソコンについて心配してくれる奇特なかたがおられたらの話ですが。

そもそも初代DELLパソコンは、去年の6月ごろからたびたび「OSが起動しない」という恐ろしい事態にみまわれ、政権交代を迫られていました。しかしねっからの吝嗇家である僕は、予算編成を組まずDELLを酷使しつづけました。

それがいけなかったのでしょうか、11月にはとうとう動かなくなりました。工学部の大学生にとってパソコンは生命線です。正直、ないと仕事になりません。さあこれは困ったどうしよう。そのうえバックアップは1ヶ月前のものしかなく、たとえ買い換えたとしても1ヶ月分のデータは霧の中です。

そこで登場するのが、クラスに1人はいるパソコン通。運よく同じ研究室でしたので、なんとかデータを吸い出してもらいました。そして泣く泣く2代目である東芝のダイナブック(ヨドバシカメラで10万円弱だった)を買い、データを移し大団円を迎えたのでした。

ところが去年の暮れごろからこいつの調子が悪かったんです。別にウイルスにかかったわけでもなく、新しいデバイスやアプリケーションを組み込んだでもないのに、急に病床にふせるようになったのです。

ブルースクリーンで急に落ちると保存していなかったデータがぱぁになるので、フラストレーションがたまり、こころもち青色が嫌いになりました。

そこで原因をいろいろ考えたわけです。パソコンに詳しい人はブルースクリーンで出る「0000000x04」みたいな数列で、どこが悪いか判断できるそうですが、素人にはそうはいきません。主にパソコン雑誌、ネットによる地道な調査です。

調査の結果、いつぞやインストールした「service pack 2」がよろしくないという結論にたどり着きました。Service pack 2とはウィンドウズのバグ修正プログラムをまとめたものらしいです。みなさん組み込んでいますか? 

とにかくそいつは技術者のあいだでも不評で、ウイルス対策ソフトをインストールしていると問題が起こる可能性があるとかないとか。そのうえアンインストールすると、他のプログラムにまで影響を与えるとか。

そこで僕はシステムの復元を使い、service pack 2を組み込む前の状態に戻しました。するとブルースクリーンってなに? アイスクリームの一種? ともらしたくなるほど快調になりました。

昨日、ウインドウズの自動更新中「service pack 2をインストールしますか?」というメッセージが現れました。まよわず「いいえ」を選び、鼻でぬふふと笑ってやりました。

最近パソコンの調子が悪いなぁと思ったあなた、もしかするとそれが原因かもしれませんよ………

どうなることか

最近日中関係がぎくしゃくしていますね。李登輝さんの訪日、中国の潜水艦が領海侵入、日中サッカー試合での騒動。枚挙にいとまがありませんが、みなさんはこの問題をどう考えますか? その手の報道が多いためか日本の若者の間では、中国に対する親密感が薄れてきているようです。

「こういうことがあったから中国はけしからん」と少ない要素ですぐに決め付けてしまうのもなんですから、昨夜見たTVタックルで得た知識をもとにして、軽くネットで中国の政情について調べて見ました。さてはてなぜこうも、日本に対し攻撃的にでてくるのか? 

周知の事実ですが、中国は共産主義国家です。毛沢東の中国共産党から脈々と受け継がれている体制ですが、市場経済を導入するなどして発展をとげてきました。しかし、経済は自由な体制に変わったものの、政治的には社会主義のままで、言論、表現の自由というものはないようです。

そういった人々の不満が、天安門事件をひきおこしたのです。天安門事件というのは簡単に言うと、天安門を占拠していた反政府的デモ集団を、政府が武力で弾圧した事件です。

どうもあの事件以来、中国では反日教育というものが国策としてさかんになったようです。三宅さんがそう言っていたので信憑性があります。政府の方針に意義を唱える人間が育たないようにするため、「資本主義国家はろくでもない」という考えを幼年期から植えつけていたのです。6.4天安門事件が1989年でしたので、小学校で反日教育を受けた人は僕ぐらいの年代になります。だから今の時期はちょうど過渡期なのかもしれませんね。社会人になると後先考えない行動はなかなかできませんから。ただこれからは、さらに若年層から反日教育を受けた人が成人していくわけですから、少々危惧を感じ得ないですね。

中国の反日感情はひとまずおいておき、台湾に視線をむけましょう。僕は台湾の歴史にまったく無知でしたので、情けないことに李登輝さんが日本に来て中国が怒る理由がいまいち分かりませんでした。

台湾って中華民国だったんですね。それを知ってやっと理解しました。

孫文が結成した国民党が台湾に流れてできた国で、国民党の党首を最近まで務めていたのが李登輝さん。中華民国は独立国家として主張していて、中華人民共和国は台湾を領土と考えている。なるほど。

僕世界の情勢にうといんです。世界史はまるで勉強していませんゆえ。パレスチナとイスラエルの問題についても最近知りました。

社会に出る前に、世の中について知っておくべきだと痛感しました。

知らないことが増えすぎるまえに手をうたねば…。ああ…でも…。

世界情勢に精通しているのと、物理現象等に詳しいのと、芸術方面に造詣があるのではどれが一番いいのでしょう?

多分隣近所の噂話をたくさん知っているのが一番役に立つのでしょう。